日本はこの100 年で、食事・生活・習慣・文化が西洋化したと言われてます。
それでも茶道・歌舞伎・武術など日本にはたくさんの伝統文化が残ってます。
これらの日本文化の底辺には「日本的動き」があります。
なぜ、茶道・能・歌舞伎などはロボットのような動きをするのか?
なぜ足が痺れる正座を重宝していたのか?
SNSが氾濫する時代にわずかに残された「日本的動き」には数々の「?」があります。
自動車が飛行機が、ネットが、そしてロボットが、どれだけ科学が進んでも、私たちは身体から抜け出せません。
「日本的動き」は身体感覚と密接に重なりあってます。そして身体感覚のクラウドのようなものが日本文化を象徴しているとも云えます。それは決して個として孤立しているのではなく、かといって個がもたれあっているのでもなく、拮抗しながらも相互に関係しあい全体性を形づくっているのです。まるで宇宙のように。
昨今の日本は職人さんが再評価されています。きっとどんな小さなものでも、身体という宇宙全体で作り出しているので、私達の身体に響いてくるのでしょう。機械が作ったものとの差は歴然です。
「動法稽古会」は美術や音楽、武術、運動などさまざまな分野の基礎となる身体教育の実戦の場です。
グラフィックデザイナーやダンサー、漁師さん、お医者さんやスポーツマンなどいろいろな職種の方が学んでいます。
稽古は和室において、初心の方でも動法的感覚を会得できるよう、テーマにそって割り稽古を実施していきます。
テーマは毎回変わります。丁寧に順を追って深めていきますので初めての方でも大丈夫です。
コメントをお書きください