個別操法について

 初めてwebページを見る方にとって個別操法とは何をやるのか謎だと思うので、ご参考までに駒込稽古場で受けるときの心構えを、私の考えとして少々書いてみます。

 

 稽古場に入っていただくと、稽古受付書に氏名を記入していただくのですが、そこにはこのように注意書が書かれてます。

 

「公益社団法人整体協会が内閣府より認定を受けて行っている体育事業の一環であり、会員が自らの身体を内観する能力を高め、自らの身体を整えていく」(一部抜粋)

 

 そして稽古種別の中に相互内観とあり、これが操法に該当します。

 

 つまり一方的にサービスの提供として受けるものではなく、外見上は操法者と受けていだたく方とに分かれてはいても、稽古の一環として相互に身体感覚を磨き、身体を整えていくことを指します。

 

 その上の心構えとしては、操法者の操法にいちいち依存することなく、ご自身の身体感覚の流れを静かに内観されることが肝要となります。

 相互内観はご自身を整える先駆けとして、操法を受けられたあとの身体に残る余韻が新たな身体変化への流れと生かされていく、そのようにお考えになるといいのではと思っております。

 

 少し難しそうですが、礼を尊重すれば、受ける方に何かを強いるということはなく、初めての方でも安心して受けていただけます。

 

2024/12/1 Sosuke.Imaeda